市販の解氷スプレーの成分はほぼアルコール
冬の朝、クルマで出かけようとするときに困るのが、フロントガラスの霜。凍ったガラスの氷を短時間に手軽に溶かすには、市販の解氷スプレーを使うのが一番。スプレー1缶500~1000円ぐらいでホームセンターやカー用品店で売っているので、一本常備しておけば便利だ。
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しかしその成分を見ると「アルコール類・シリコーン」「アルコール類95%」と書いてあり、「火気厳禁 危険物第四類アルコール類 危険等級II」という注意書きが……。
要するにほぼアルコールってこと! ネットを見ると、解氷スプレーを自作している人が結構いるようななので、早速試してみた。
用意したのは ・100円ショップのスプレーボトル
・アルコール (写真はアルコールランプなどに使う燃料用のアルコール。500mlで200~300円 ドラッグストアなどで売っている ※成分=メタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール0.3%)
・水 どうやら、アルコールを原液で使うのではなく、アルコール3:水1で希釈するのが定番とのこと。これをスプレーボトルに入れて混ぜれば完成!
早速凍ったガラスに、シュッとひと吹きしてみた!
市販の解氷スプレーと遜色ない解け具合!
するとみるみる氷が解けだして、市販の解氷スプレーと比べても遜色はない。
市販の解氷スプレーには、再凍結防止剤配合を謳っていたり、キャップがスクレーパーになっている便利なものもあるが、再凍結防止剤入りといっても、主成分は「アルコール類、グリコール類」と変わらないわけで、実際に使ってみた範囲では、自作の解氷スプレーで十分。
少なくとも関東地方の平野部ならこれでも十分重宝するだろうし、寒冷地では多用する分、自作のほうがコスト的に有難いのではないだろうか。
アルコールはワイパーのゴムやボディの塗装を痛めるのでは、という意見もあるが、濃度は薄いが一般的なウォッシャー液も主成分アルコールだったりするので、わざわざ直接ボディに噴霧するようなことをしなければ、ほぼ無視していいレベルだろう。
また凍ったガラスに熱いお湯をかけて溶かすのは、けっこう危険。急激な温度変化でガラスが割れるリスクがあるので、かけるならお風呂の残り湯などのぬるま湯で。ただし外気が氷点下だと、ぬるま湯で溶かしてもすぐに再凍結することが多いので、有効性は……。
やはり、ガラスの霜は、解氷スプレーで溶かすのがベスト!
ちなみに、エアコンは外気温が氷点下のときは、スイッチを入れてもコンプレッサーが回らない仕組みになっているので、外気が氷点下の場所で、ガラスの内側の曇りを取るときは、外気導入+暖房+デフロスタという組み合わせで対処しよう。
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